皆さんは週に何回ほど湯船に浸かっていますか?
お風呂は、ただ肌を清潔にする場所と思っていたら大間違い。
入り方次第で、美肌になる力をぐっと引き出すこともできる一方で、間違った入浴法は肌のダメージの原因になることも。
そこで今回は、美容に効果的な入浴方法をご紹介します。
▼お風呂と美容の関係
美肌効果
デスクワークや育児などで、毎日同じ体勢になりがち、体を動かす機会が少ないという方も少なくないはず。
血行が悪くなると、老廃物の循環が滞るだけでなく、細胞にも栄養や酸素が上手く回らない状態になり、肌や体の不調を進める原因に。
湯船に浸かって体を温めると、血行が良くなりお肌にも栄養がしっかりと行き渡るため、お肌に嬉しい効果がたくさん。
また適切な入浴を行うと、自律神経が整うため肌にも健康にも◎
~入浴による肌に嬉しい効果~
・血行がよくなり、冷えやむくみが緩和
・保湿力が高まってスキンケア効果がUP
・肌ののターンオーバーが整い、ゴワつき・くすみ・肌荒れが軽減
・睡眠の質が高まり、成長ホルモンの分泌が促進 肌のハリ・ツヤがUP
・毛穴が開くため汚れが落ちやすい
・自律神経が整い、むくみやたるみが改善する
ダイエット効果
お風呂に入るだけで痩せるということはありませんが、ダイエットにプラスの効果をもたらします。
湯船に浸かることで、水圧により全身のマッサージ効果や血行促進効果をもたらし、むくみの解消や冷えの改善に効果的。
リラックス効果
入浴時は、浮力によって重力の影響を受けにくくなり、筋肉や関節にかかる負荷を軽減できるため、筋肉の緊張もほぐれリラックス効果が望めます。
また自律神経を整える働きがあるため、ストレスの軽減にも効果的。
自律神経が乱れると疲労やストレスが溜まりやすくなるため、入浴で整えてあげることにより、ストレスの軽減・リラックス効果を得ることができるのです。
▼バスタイム美容で大切なポイント
水分補給
入浴の前後には、必ず水分補給を。
冷たい水は体を冷やしてしまうため、白湯を一杯飲むのがおすすめ。
40~50度程度のお湯を飲むことで内臓が温まり、発汗を促し代謝も高めてくれます。
お湯の温度と入浴時間
入浴の際にお湯の温度と入浴時間がとても大切になります。
▷お湯の温度は38~40℃
お風呂の温度は、38~40℃程度のぬるめがおすすめ。
熱いお湯の方がダイエットなどに効果がありそうと思われがちですが、熱すぎると身体の芯から温まる前にのぼせてしまいます。
また熱いお湯に浸かると、皮脂を必要以上に溶かしてしまい、角層内の保湿成分が流出して乾燥の原因になるためNG。
▷入浴時間は15~20分
入浴時間は15~20分程度がおすすめ。
半身浴で長時間湯船に浸かるのが良いと思われがちですが、実は長時間浸かることで肌が乾燥しやすくなる原因に。
肌のうるおいを保つためにも、適度な時間で入浴することが大切。
20分ほどゆっくり浸かり、血行を促進して体の深部まで温めましょう。
▷お風呂は寝る1時間前に
朝風呂派という方もいるかもしれませんが、美容のためには夜に入るのがおすすめ。
人は体温が 低下するときに眠りを感じやすく、体温の低下の幅が 大きいほど寝つきが良くなります。
そのため、寝る1時間ほど前にお風呂に入り体温を上げ、ちょうど下 がってきた頃にベッドに入ると質の良い眠りを得ることが可能。
質の良い睡眠は成長ホルモンを多く分泌するため、肌のハリやツヤ感をUPしてくれます。
▶睡眠と美肌の関係についてはこちら
夏場は寝る1〜2時間前、冬なら30分〜1時間前に入浴するようにしてみましょう。
洗顔のタイミング
洗顔は入浴の最後に行うのがおすすめ。
コンディショナーの残りが顔まわりにつくことで、ニキビや吹き出物の原因になるため、入浴の最後に洗顔を行い、流し残しのないようにしましょう。
洗顔に最適な水温は、水もしくは冷たいと感じる温度。
入浴中のシャワーの設定温度では高すぎて、肌に必要な潤い成分も流してしまうので注意が必要。
必ず温度を下げて、水に近い温度で洗い流すようにしましょう。
▷おすすめの洗顔石鹸HOCU SAVON
「コールドプロセス製法(低温製法)」を採用し、職人が50日もの時間をかけて一つひとつ丁寧に作り上げているHOCU SAVON。
余分な熱を加えずに作っているため、原料そのままの保湿・美容成分を自然な形でたっぷりと石鹸に閉じ込めています。
合成界面活性剤や合成保存料・合成着色料を使用しておらず、産後のゆらぎやすい肌や赤ちゃんでも安心して使うことがでいるのが◎
オリーブ果実油やヤシ油・クレイ成分など、自然の成分が保湿しながら不要な汚れのみを優しくオフ。
肌に優しいのに、メイク汚れや毛穴汚れまでスッキリオフできる洗顔石鹸です。
洗うたびに肌が柔らかくなり、思わず触れたくなるようなしっとりふんわり素肌へと導きます。
スキンケアは入浴後15分以内に
お風呂で温まった肌は、いわば無防備な状態。 浴室を出ると角層内の水分は一気に奪われ、約15分を過ぎると入浴前の肌よりも水分量が減ると言われています。
そのため風呂上がりは、最も乾燥しやすい顔をまず保湿するのが重要。
化粧水は優しく両手で包み込むように、肌に馴染ませてお手入れを。
その ときの肌の調子に合わせて、美容液をプラスしたりと、使うスキンケア用品のメニューも変えていくのも◎
▼入浴前のルーティン
水分補給
入浴中は発汗が促されるため、ぬるめのお湯であってもに800mlもの水分が失われると言われています。
脱水症状の危険があるだけでなく、体内の水分が減ると、当然の水分も失われて乾燥しやすくなるため、入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくようにしましょう。
ストレッチ
お風呂につかると筋肉の緊張がほぐれます。事前に軽めのストレッチで筋肉の緊張をほぐしておくことで、入浴時の筋肉の緊張がほぐれる効果が高まります。
3~5分程でも良いのでストレッチをして体をほぐすと、より体が温まりやすくなるので◎
ドライブラッシング
ドライブラッシングとは、体が乾燥している状態で肌をブラッシングすることです。
古くなった角質のケアや血流の促進効果が期待できるため、入浴中のデトックス効果をさらに高めることができます。
ただし、肌が弱い方は過度に肌へ圧力をかけないように注意しましょう。
ヘアブラッシング
髪がからまった状態でいると、頭皮に近い髪の内側の汚れがしっかりと落とせません。
お風呂に入る前に、粗めのブラシなどで、髪の毛をとかしてからシャンプーをするのが◎
さらにシャンプーの際に、指の腹で頭皮を動かすようにマッサージすると、頭皮の血流がアップしてサラツヤ髪に。
▼入浴中のおすすめケア
半身浴と全身浴のメリット
美容には半身浴というイメージの方も多いかと思いますが、実は全身浴も美容に効果的。
その日の気分や目的に合わせて、入浴方法を変えてみるのもおすすめです。
▷半身浴
半身浴は全身浴に比べて水圧による身体への負担が少なく、長時間お湯につかることが可能。
足のむくみを緩和するためには、ある程度の時間は血行が良い状態をキープしなければならないため、むくみを改善するためには半身浴がおすすめ。
半身浴も温まった血が全身をめぐるため、身体をしっかり温めることができますが、全身浴よりは時間がかかってしまいます。
お風呂場が寒い季節は、上半身が冷えないよう気をつけましょう。
こんなときにおすすめ
・ゆっくりと湯船につかってリラックスしたい
・むくみを緩和したい
・身体に負担をかけずに入浴したい
▷全身浴
鎖骨までしっかりと湯船につかる全身浴は短時間で身体がしっかりと温まり、全身の老廃物を排出しやすくなるため、肌のターンオーバーが整い肌のくすみ改善に効果が期待できます。
また消費カロリーが高いためダイエット効果・血行が促進されるので疲労回復やリフレッシュ効果があり、快眠につながるなどのメリットも。
こんなときにおすすめ
・身体を短時間で温めたい
・老廃物を出してデトックスしたい
・疲れをしっかり取りたい
入浴剤で美容効果をアップ
さら湯は肌への刺激にもなるため、何かしらの入浴剤を入れるのがおすすめ。
またお風呂でリラックスすることは、血流の促進・自律神経が整うなど美容効果のアップにもつながるため、入浴剤を入れてリラックス効果を上げるのも◎
好きな香りの入浴剤を選ぶと、リラックス効果が高まり毎日のバスタイムが楽しい時間に。
セラミドやオイルなどの保湿成分入りのものや炭酸ガスの効果があるものなど、美容効果を高める入浴剤を選ぶといいでしょう。
色や香りは付けたくないけれど、塩素は除去したいという方にはバスソルトや天然の岩塩などがおすすめです。
▷ 家にあるもので美肌効果up
・塩/岩塩
お風呂に塩を入れると、身体の芯から温まりやすくなり、新陳代謝アップや血行促進効果によるむくみ解消が期待できます。
塩に含まれるマグネシウムの効果で保湿効果もUP。
・柑橘類の皮
冬至にはゆず湯という家庭もあるかもしれませんが、実はこの柑橘類の皮は美容に◎
ゆずやみかんなど、柑橘類の果物の皮をお風呂に入れることで、身体の芯から温まりやすくなり、血流促進による新陳代謝が活性化。シミやくすみ・ニキビなど様々な肌トラブルの改善が期待できます。
また、みかんには血行を促すポリフェノールや保湿作用のある成分が、ゆずには抗酸化作用の高いビタミンCが含まれており、お湯に溶け込むことでお肌に浸透し、美肌につながると言われています。
ヒリヒリ感を感じたらすぐにシャワーで洗い流せば問題ありません。
肌が弱い人や、過去にヒリヒリした経験がある人は、果汁がでないようにゆずを丸ごと浴槽に入れるのが安心。
・日本酒
日本酒にはメラニンの生成を抑えるコウジ酸や、ポリフェノールの一種であるフェルラ酸など、美白に効果のある成分が多く含まれています。
また日本酒に含まれる旨味成分は、飲用でも塗布でも皮膚真皮層のコラーゲン量を増やす効果があるため美肌に◎
身体を温める効果や保湿効果もあるため、冬にもピッタリ。
ただしアルコールが含まれているので、妊娠中やお子様にはNG。
肌に刺激を感じた場合も使用は中止しましょう。
▼入浴後のルーティン
スキンケア・保湿
入浴後は10分以内の保湿が大切。
お風呂に入ると一時的に皮脂が減少し、肌の水分が蒸発しやすい状態に。
スキンケアをするまでに時間がかかると、どんどん肌の水分が失われていくので、お風呂上りのスキンケアは手早く行うことが肝心。
また入浴後は美容成分の浸透力がアップしているため、化粧水や美容液で水分や美容成分をしっかり補給することで美肌に近づけるはず。
顔だけではなく身体の保湿も忘れずに行いましょう。
身体も顔と同じく、乾燥することで肌トラブルのリスクが上がります。ローションタイプやクリームタイプなど、季節や肌の状態に合わせてチョイスするのも◎
水分補給
入浴前にコップ1杯の水を飲んでも、お風呂から上がるころには身体の水分が消費されているため、再びしっかりと水分補給することが大切。
水分補給せずにいると脱水症状の危険があるほか、肌が乾燥する原因にも。
冷たい飲み物を飲みたくなりますが、内臓を冷やしてしまうのでNG。
白湯や温かいハーブティーなどがおすすめ。
ハンドトリートメント・フットケア
普段は見落としがちな手や足のケアも行い隅々まで美しさをキープ。
化粧水+ハンドクリームのケアをすると、ハンドクリームだけのケアよりも馴染みが良くなり、手指の肌がトーンアップし、美しくなります。
またカサカサになりがちな踵も、オイルやクリームでしっかりと保湿を。
バスタオルにもこだわって
摩擦は肌だけでなく、髪にもダメージを与えてしまうのでNG。
どれだけスキンケアや洗顔での摩擦軽減を心がけていても、タオルでゴシゴシ擦ってしまっては台無し。
しっかりと水を吸ってくれるタオルを使用することで摩擦も軽減できるだけでなく、ドライヤー時間の短縮にもなります。
▼美容のための食事・飲み物の摂取
入浴前の食事時間に注意
食事をすると消化のために胃などの消化器官に血液が集中しますが、入浴することで消化器に集まるべき血液が全身へと分散され、消化不良を起こす原因に。
食後の入浴は、最低でも30分程度休憩をとってから行うのがベター。
また入浴直後の食事にも注意が必要。
入浴により全身の血行が良くなっている状態で食事をしても、消化器に血液が集まりにくく消化不良になってしまうためです。
こちらも30分ほど休憩してから、食事をとることをおすすめします。
美容効果のある食材やドリンクで効果UP
お風呂には美容効果を高める作用がたくさんあります。
食事やドリンクにひと手間加えることで、その美容効果をアップさせませんか?
▷ミネラルやビタミンでキレイをチャージ
入浴後は汗をかいて代謝が高まっているため、コラーゲンやプラセンタ、ビタミンCなどが入った美容ドリンクを飲むのもおすすめ。
またミネラルウォーターなどの水分の摂取は、便通の改善や、新陳代謝UPに繋がります。
美肌効果のあるフルーツを加えたフレーバーウォーターも◎
▷フレーバーウォーターにおすすめのフルーツ
オレンジ | ビタミンC等のビタミン類、ヘスペリジンを多く含む。 美白・コラーゲンの生成促進。 |
ラズベリー・いちご | ビタミンC・ビタミンEが豊富。美白・美肌効果。 メラニンの生成を抑制するエラグ酸が豊富。シミ予防。 |
キウイフルーツ | ビタミンE・C、食物繊維が豊富。 抗酸化作用やコラーゲンの生成促進・便通の改善。 |
スイカ | 抗酸化作用が強いβカロテンやリコピンが豊富。アンチエイジングに◎ カリウムシトルリンが豊富。むくみ対策に。 |
ブルーベリー | 抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、アントシアニン・フラボノイドを多く含む。 食物繊維が豊富で便通の改善に。 |
▼お肌にもビタミンCで さらなる美肌へ
入浴後の美容成分が浸透しやすい肌には、美容成分がたっぷりと入った肌に嬉しスキンケアを。
フレーバーウォーターなどでビタミンCを取り込んだら、化粧水でもたっぷりと肌へ届けましょう。
おすすめスキンケア HOCU ビタミンC化粧水
みずみずしさが、お肌のすみずみまですっと馴染むテクスチャーで、ベタつかないのに潤いが持続するのが特徴です。
真皮の線維芽細胞を活性化するエクトイン、抗酸化作用の白金ナノコロイド、日焼けによるシミそばかすを防ぐビタミンC誘導体アミトース、キメを整え、しなやかなハリを与えるスギナエキスなど、お肌のトータルバランスを考えた成分を配合。
この1本でみずみずしい大人肌へ導き、澄みわたる透明感をもたらします。
ゆちちゃんさん ★★★★★5
敏感肌でも使える化粧水を探して、こちらの商品にたどり着きました。
正直あまり知らないブランドで、少し不安でしたがこの化粧水は過去使ってきたものと比べ1番良いです。
肌の内側から潤っている、ヒリヒリしない、明るさがでてきた、 肌が綺麗になってきているのを実感しています。
ファンデーションにお金をかけなくてもスキンケアで肌さえ綺麗にしてれば、 どんなファンデーションでも十分綺麗に見えます。良いお買い物ができました。
mikkiさん ★★★★★5
朝晩使用しています。
マスクのせいか、頬から顎にかけての肌荒れが気になっていましたがそれも落ち着き、 肌がふっくらして毛穴も目立たなくなってきました。 明るさも出てファンデーションも薄づきで良くなりました。
さらっとしたテクスチャーですが、しっかりと保湿感もあり、 ベタつくこともないので朝のメイク前でも使用しやすいと思います。
これ一つで肌の不調が改善されたので使い続けたいと思います!
ファンデーションにお金をかけなくてもスキンケアで肌さえ綺麗にしてれば、 どんなファンデーションでも十分綺麗に見えます。良いお買い物ができました。
ayappさん ★★★★★5
今年一番のヒット!すごいよかったローション! テクスチャはベタつかず、さらっとしていてグングン入っていく。
ジワーっと入っていく感じがなんとも心地よいローション。テクスチャーが気持ちいい。 翌朝もっちりふっくらした肌に。
透明感が出て、化粧水を変えただけなのにこの違いはすごい。
スキンケアをこちらのブランドに全変えしたくなりました笑 私的に今年1番のヒットアイテム。人にオススメできるローション。
▼まとめ
今回は美容効果を高める入浴法をご紹介しました。
日々の疲れを取ることのできるバスタイムですが、少しの工夫でぐんと美容効果をアップさせることが可能。
入浴前後のワンポイントや入浴剤の使用など、毎日のバスタイムで美肌へと近づくことができるので、ぜひ試してみてください。
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