美肌のプロ注目成分フラーレンとは？驚異的な美容効果を解説！

ノーベル賞を受賞している”フラーレン”という成分はご存知ですか？
実はこのフラーレンの強力な抗酸化力が持つ美容効果に注目が集まっているのです。

強い抗酸化作用を持つフラーレンは、肌を老化させる活性酸素の発生を防ぐことができるのです。
そのためシミやしわ・たるみなど、エイジングサインが気になりだした方に特におすすめです。

本日はこのフラーレンの効果と、その取り入れ方についてご紹介します。

フラーレンとはどんな成分？

フラーレンの特徴

フラーレンは炭素で構成されたサッカーボール状の構造をした成分です。
1985年に3人の研究者によって発見され、1996年にその功績を称えられノーベル化学賞を受賞しています。
今、このフラーレンが持つ抗酸化作用がもたらす美肌効果に注目が集まっています。

では、一体フラーレンは肌にどのような効果をもたらすのでしょうか。
ここではフラーレンの持つエイジングケア効果について解説します。

強い抗酸化作用で肌の老化をSTOP

フラーレンの魅力はなんといっても高い”抗酸化力”にあります。
同じく抗酸化力が高いことでよく知られている成分として、ビタミンCをご存知の方も多いはず。
サプリメントやスキンケアアイテムなどによく用いられていますが、実はフラーレンはこのおよそ100～200倍の抗酸化作用があると言われています。

肌の酸化を予防することで、ハリを保つ・シミなどの色素沈着を抑えるなどの効果が期待できるのです。

抗酸化力が長く続く

またフラーレンの持っている抗酸化力は効果が持続するのがポイント。
持続力の差は、ビタミンCなどが持つ通常の抗酸化作用とフラーレンの抗酸化のメカニズムの違いにあります。

通常の抗酸化作用は、抗酸化物質が酸化されることでほかの物質の酸化を伏せぎます。
つまり自分が身代わりとなり酸化され、その働きを終えると酸化力を失うため時間が経つとともに効き目が落ちてしまいます。

一方フラーレンは、活性酸素を吸着・分解することで物質の酸化を防ぐことができます。
フラーレン自体が酸化されることがないため、抗酸化力が持続するのです。

肌が老化する原因”酸化”とは？

フラーレンの具体的な効果をご紹介する前に、肌の老化の原因について解説してきます。

アクセサリーなどの金属がさびて変色したり、りんごやバナナを切った後時間が経つと変色したりするのは目にしたことがあると思います。
これは物質が酸素と結びつくことによっておこる”酸化”という反応です。

実はこの反応に似たことが、私たちの肌でも起こるのです。
肌が酸化すると、乾燥・シミ・しわなど様々な肌トラブルが引き起こされ、肌の老化へとつながるのです。

活性酸素が肌に与える影響

肌や体内で起こる酸化は、人間が体に酸素を取り込む生命維持活動の一部として自然に発生します。
その過程で生成される”活性酸素”には殺菌効果があり、人体にとっても必要不可欠です。
しかし過剰に生成されるとたんぱく質やDNAも攻撃し、傷つけることがあります。
”酸化ストレス”と呼ばれるこの現象が、老化を引き起こすのです。

同様に活性酸素が肌で発生すると、肌のハリや弾力を保っている細胞やコラーゲン・エラスチンといったたんぱく質を破壊。
シワやしみなどの原因となります。

さらにメラニンを刺激するため、色素沈着やシミ発生の原因になるなど、様々な悪影響があるのです。

活性酸素が発生する原因

活性酸素が増加する原因は様々ありますが、その一つに加齢があります。
実は活性酸素の発生を抑える物質が、年を重ねるとともに減少。
年を重ねるだけで活性酸素が発生しやすい体になってしまうのです。

その他にも紫外線やストレス・タバコ・食品添加物などいわゆる”体に悪いもの”が原因で発生するため、生活習慣にも注意が必要。

これらの原因で発生した活性酸素をいかにケアするかが、若々しい肌を保つポイントになるのです。

フラーレンで美肌を目指そう！

フラーレンが持つ美肌効果

シミ・くすみ対策に

活性酸素はメラニン色素の発生を引き起こすため、シミの原因になります。
フラーレンが活性酸素を除去することで、メラニンの生成を抑制し、肌の色素沈着やシミの発生を防ぐことができるのです。

また肌の老化の原因であるAGEs（最終糖化産物）の発生や、黄ぐすみの原因となる作用を抑える効果も期待されているため、透明感のある肌を目指すことが可能です。

しわを防ぐ

フラーレンの持つ抗酸化作用は、小じわを防ぐのに役立ちます。
活性酸素は過剰に生成されると、コラーゲンやエラスチンといったたんぱく質を破壊します。
これらは肌の弾力を保持しているため、シワ発生の原因となるのです。

フラーレンが活性酸素を除去することで、コラーゲンやエラスチンなどを保護。
肌の弾力とハリを保ち、シワができるのを防ぐ効果があります。

毛穴の引き締め・ニキビの予防

活性酸素がコラーゲンを破壊すると肌がたるみ、毛穴が開いて見える原因に。
フラーレンがコラーゲンの破壊を防ぐことで肌の弾力が維持され、毛穴の引き締めにつながるのです。

また、活性酸素が増えると皮脂の過剰分泌が起こり、その皮脂が酸化して固まると、毛穴の黒ずみの原因となります。
活性酸素を抑えることで皮脂の分泌を整え、毛穴汚れを改善し、ニキビのできにくい肌を目指す効果も期待できるのです。

バリア機能の改善

フラーレンにはバリア機能を改善する働きもあります。
強い抗酸化作用により、肌の細胞がダメージから守られることで肌のバリア機能が向上されるのです。

活性酸素は肌の潤いを保つコラーゲンやエラスチンといった肌の潤いを保つ成分を破壊するため、肌が乾燥してしまいます。
肌が乾燥すると、紫外線などの外的刺激を受けやすくなり肌トラブルの原因に。

フラーレンが活性酸素を抑えて肌に潤いを保てるよう整えることで、バリア機能が改善。
肌は外的刺激から守られて保湿機能が向上し、若々しい肌へと導きます。

フラーレン×〇〇！美容効果をアップさせる成分

フラーレンの抗酸化作用は、肌だけでなく他の美容成分にも効果を発揮します。
ビタミンCなど酸化に弱い美容成分も守ってくれるので、相乗効果を得られるのです。
そのため、フラーレンはほかの美容成分と一緒に使うことが良いとされています。

ここでは、フラーレンと相性の良い美容成分をご紹介します。

ビタミンC・ビタミンC誘導体

フラーレンの高い抗酸化作用をサポートする成分としておすすめなのが、ビタミンCやビタミンCの弱点を改善したビタミンC誘導体。

ビタミンCは活性酸素の除去やニキビなどの色素沈着防止・メラニン生成の抑制・コラーゲンの生成などの効果がありますが、酸化に弱いという弱点も。
しかし、フラーレンはビタミンCなどの美容成分も酸化から守る作用があるため、酸化を抑えながら他の作用に力を注ぐことができると考えられています。

フラーレンとビタミンCは併用することで、相乗効果が望めるのです。

レチノール

レチノール（ビタミンA）には、抗酸化力やターンオーバーの促進・コラーゲンの生産といった効果があります。
しかし定期的に使用していると、肌に赤みや腫れが出るなどのトラブルが起こることも。

フラーレンはレチノールと反応し、肌の過敏反応を抑制する効果があるため相性が良いのです。

また、レチノールの持つ抗酸化作用を増幅させる効果もあります。

フラーレンの取り入れ方！ロゴマークに注目

では実際に、フラーレンが配合された化粧品を選ぶ際には、なにを基準に選べばいいのでしょうか。

フラーレンを規定値（1％）以上配合した化粧品には、フラーレンロゴマークを表示することができます。
ロゴマークには

ここではHOCUがおすすめするフラーレンの取り入れ方と、ロゴマークについて解説します。

フラーレンを取り入れる際のポイント

実際にフラーレンが含まれるスキンケアアイテムを選ぶ際には、ロゴマークに注目してみましょう。
フラーレンを規定値（1％）以上配合している化粧品には、フラーレンのロゴマークを表示することができます。
このロゴマークはフラーレンの物質自体の形を模したサッカーボールと、原料名のイニシャルがデザインされており、使用用途によりいくつか種類があります。

ここではどの肌タイプの方にもおすすめの”R.S（ラジカルスポンジ）”フラーレンをご紹介します。

全肌タイプにおすすめ！R.S（ラジカルスポンジ）フラーレン

水溶性のフラーレンで、とろみのあるみずみずしいテクスチャーが特徴。
肌への浸透力が高く、オールマイティに働きます。
化粧水や美容液・乳液・オールインワンジェルなどに多く配合されます。

しっかりと効果を感じられつつ、やや軽めの使用感のため、乾燥肌からオイリー肌・混合肌・年齢肌といすれの肌タイプの方でも使いやすいのもポイント。
またこのフラーレンは刺激が少ないため、敏感肌の方でも安心して使うことができます。

なおヘアケアに特化した”H.F（ヘアシャイニーフラーレン”やサンケア特化の”S.F（サンガードフラーレン）”などもあります。

おすすめのスキンケアアイテム

HOCU ビタミンCフラーレン美容液

フラーレンの持つ抗酸化には相乗効果があるため、ビタミンC誘導体も配合しているHOCU ビタミンCフラーレン美容液がおすすめ。
清らかで透明感あふれる肌へ導きます。

さらに、肌の潤いを与え、シミやしわ・たるみの予防に欠かせない”アミノ酸”を豊富に含む、馬プラセンタを配合。
肌本来の力を引き出し、ターンオーバーを整えることで、様々な肌トラブルを解消します。

フラーレンは規定以上配合商品に付与できる「ラジカルスポンジマーク（R.S）」付き。
エステサロンだからできる贅沢な美容液。理想の肌に導くために、あらゆる成分が効率的に配合されており、確かな実感へとつながります。

プラス1STEPで美肌に

洗顔後、化粧水で肌の保湿をした後にご使用ください。
指先で美容液を肌全体に優しく乗せていきます。

いつものケアに１STEPプラスするだけで、透明感あふれる素肌へと近づくことができます。

2つのポイントを押さえて理想の肌へ

POINT1：1日2回　洗顔・保湿後の清潔な肌に使用

肌への栄養をギュッと凝縮した美容液が、洗顔・保湿後の肌にすーっと馴染みます。

フラーレンは肌が酸化する前の朝に使用するのもポイント。
メイクの前に使用することで、日中の紫外線をブロック。保湿成分もしっかり配合されているため、メイクによる乾燥も防ぐことができます。

また夜寝る前にも使用することで、成長ホルモンとの相乗効果で、美肌効果も期待できます。

POINT2：多すぎず、少なすぎず、適量を塗布

1滴ずつ丁寧に塗布することで、肌の中に潤いをキープすることが可能。気になる箇所には二度付けを。

気になる箇所だけでなく、顔全体に塗布することで、シミやしわの予防、肌質の改善につながります。

まとめ

今回は今注目の”フラーレン”についてご紹介しました。

フラーレンは単体でも強力な抗酸化力とその持続性で、エイジングケアに効果が期待できますが、ビタミンC誘導体やレチノールなどと組み合わせることでさらに美肌に近づくことが可能。
ケアアイテムを選ぶ際には、美容成分が効率的に配合されているものを選ぶとよいでしょう。

ぜひフラーレンのケアアイテム選び・使用の参考にしてみてください。