毛穴の黒ずみから抜け出す方法!

□ 毎日洗顔しているのに、毛穴の黒ずみが解消されない
□ メイクで隠し切れない、目立つ毛穴が気になる
□ スッピンに自信がもてない

毛穴の黒ずみといっても、角栓や毛穴周辺の色素沈着・産毛・開いた毛穴に影が差して黒く見えてしまう。
このような様々な原因がありますが、本日は多くの方が悩んでいる「角栓による毛穴の黒ずみ」の原因や対処方法をお伝えします!

「毛穴の黒ずみ」の原因

① 皮脂の過剰分泌 皮脂は外から異物が侵入するのを防ぎ、肌からの水分蒸散を抑制する役割があり、肌の健康にとって欠かせません。しかし、皮脂の分泌量が過剰になると毛穴にたまり、角栓の原因になるといわれています。さらに、皮膚表面における皮脂と水分のバランスが崩れ、皮脂を好む常在菌が増殖してしまうと、肌トラブルが起こってしまう場合もあります。とくに額と鼻は皮脂腺の数が多く皮脂の分泌量が多く、毛穴の黒ずみができやすいため注意が必要です。
② 肌の乾燥 皮脂の分泌量が多いのは、脂性肌(オイリー肌)だからとは限りません。肌は乾燥して水分を失うとバリア機能が低下するため、さらに皮脂を分泌させて乾燥を防ごうとする働きがあります。皮脂の分泌が過剰になってしまうと毛穴に蓄積され、角栓予備軍となり酸化すると黒ずみになってしまいます。
③ 汚れの酸化 古い皮膚やメイク残りなど肌細胞の生まれ変わりによってはがれ落ちた古い角層(たんぱく質)と皮脂が結びついて固まった汚れを角栓と呼びます。その角栓が、時間の経過とともに酸化すると黒ずみになります。
④ 誤ったケア方法 洗浄力の高いクレンジングや洗顔料を使用していたり、角栓を無理に押し出してしまう、洗顔の頻度や力加減、洗顔後のスキンケア選びなど、肌に良いと思っていたことが逆効果となっている場合もあります。また、カラダの内側からケアすることを意識するのも大切なポイントです。

 

インスタント食品ばかり、お肉が多め、頻度の高い飲酒や喫煙、睡眠不足、ストレスなどバランスが偏った食事や生活リズムが乱れている状態では、適切なケアを行っていても十分な結果は望めません。お肌のお悩みはスキンケアのやり方だけを変えるだけではなく、一緒に「食」や「生活」も見直してみましょう。

正しいケア方法

洗顔方法

水の温度
洗顔に適した水温、例えると夏場の水道水くらいの温度が最適です。熱すぎるお湯、冷たすぎる水は肌への刺激が強かったり、肌が必要としている油分などを流してしまい、乾燥や肌トラブルを招きます。
手で水に触ると熱くもなく冷たくもなく、お顔につけると少し冷たい程度のぬるま湯ですと、ちょうど皮脂が溶け始めるくらいなので、肌への負担をかけない最適な水温と言えます。

洗い方
手が肌に触れるか触れない程度の力加減で洗います。皮脂が多いTゾーンなどは、くるくると優しく円を描くように洗い、乾燥しやすい箇所は泡を馴染ませるだけにしましょう。

優しく顔の水分を拭う
フェイスタオルはゴワゴワしていたり、硬いものではなく、ふんわりとした肌触りのタオルで肌を優しく包み込むように水分を拭います。
摩擦を感じるような拭き方ではなく、顔についている水滴をタオルに吸わせるイメージで拭き、肌への負担を最小限に抑えましょう。

保湿ケア

ハンドプレスを取り入れる
洗顔後にスキンケアを塗布した後は、手のひらでじんわりと肌を包み込みましょう。頬、額など広い範囲は手のひらで、小鼻や目元などの細かい部分は指を使い10秒ほど優しく押さえます。
手のひらで温めながら適度な圧力をかけることで、マッサージ効果や肌を覆うことで顔全体が温まり、血行が促進され成分が肌に浸透する効果が高まると言われています。

こまめな保湿を取り入れる
日中、仕事や家事の合間にはミストタイプなどの化粧水を顔に塗布しましょう。こまめな保湿ケアをすることで、肌のうるおいバランスが保たれます。

朝のオイルパック
こまめな保湿ケアが難しい場合や、乾燥肌には朝にオイルパックを取り入れることで、日中うるおいを保ち続けることが可能です。
朝オイルパックのやり方は、洗顔や基礎化粧品を使用した後に美容オイルを数滴、手のひらで優しく塗布します。(ハンドプレスを取り入れると、なお良いです)
10分ほど時間をおいて肌にしっかりと馴染ませた後に、普段通りのメイクを行います。

油分が多いと感じる場合は、軽くティッシュオフをしてからメイクをしましょう。

絶対にしてはいけない「NGケア」

角栓を押し出す
角栓を無理に指先で押しだしたり、器具を使用して無理に取るのはNGです。肌にダメージを与えてしまったり、手についている雑菌で毛穴炎症を起こしてしまう可能性もあります。
角栓を押し出した後の肌は、毛穴が開いてしまいます。かえって毛穴が詰まりやすくなる原因にもなります。

剥がすタイプのパックを使う
剥がすタイプのパックも同様に、無理に毛穴から角栓を抜き取るので、肌にダメージを与えてしまいます。
また、肌が必要としている角質も剥がしてしまうので、ターンオーバーが乱れてしまったり、皮脂の分泌が増えてしまうことも。

ゴシゴシ洗いはNG
汚れをキレイに落としたいからと肌を強く擦ってしまうのは、肌へダメージを与えてしまうので絶対にやめましょう。
肌が傷つくことで、メラニン色素の過剰生成により沈着し、黒ずみ毛穴の原因にもなりかねます。

塗り過ぎケア&厚塗りメイク
基礎化粧品も保湿をしっかりしたいからと、過剰にケアしてしまうと逆に肌トラブルを起こす可能性もあります。しっかり保湿しているのに、肌が荒れていると感じる時は、一度基礎化粧品を見直してみると良いでしょう。
毛穴を隠そうとして、ついメイクが厚くなりすぎてしまいがちですが、厚塗りしたメイクは逆に崩れやすく、毛穴が目立ってしまいます。肌の呼吸ができずに、荒れてしまうことも。
メイクをする際には丁寧にスキンケアで肌の土台をしっかり作ってから、どうしても隠したい毛穴には、カバータイプの下地なども活用し、ファンデーションを塗りすぎないようにしましょう。

生活習慣も見直そう

食事
食事は肌の状態を大きく左右します。体の内側から健やかな肌づくりを行う、肌荒れを予防するためにも、野菜や果物、乳酸菌を積極的に取り、腸内環境を整えましょう。ターンオーバーを整えるビタミンA、皮脂の分泌を調節するビタミンB6を積極的に取ると良いでしょう。
お肌に良いとされる食べ物でもオススメなのが、飲む点滴とも言われている「甘酒」や美肌や腸活に◎な「ヨーグルト」や「納豆」も積極的に取り入れてみてください。

睡眠
健やかな肌を保つための肌のターンオーバーは睡眠中に活発化されています。仕事が忙しくなかなか睡眠時間が確保できない人は、短くてもぐっすり深く眠ることが大切です。そのためには、睡眠前の行動と環境が整えることで、良質な睡眠をとることができます。
布団の中が暑すぎても寒すぎても、眠りが浅くなってしまいます。良質な睡眠のため、季節・自分にあう寝具などを利用して、心地よい快眠温度を整えておきましょう。
また、就寝1時間前からはテレビやスマホの使用を控えて、照明も暗めにして身体をリラックしておくことを心がけましょう。

適度な運動
運動不足や冷えなどで血流不良になると、ターンオーバーの乱れにつながります。運動をすることによって新陳代謝や血行がよくなると、血液の中の赤血球が酸素や栄養素をたくさん届けてくれるので、ターンオーバーが整い、健やかな素肌へと導いてくれます。寝る前の軽いストレッチは、心身がリラックスする効果もあります。
いきなりハードな運動を取り入れるのではなく、階段を上り下りしてみたり、少し早歩きをしてみたりと、ストレスを感じず、できる範囲の簡単な運動を取り入れましょう。

最後に

毛穴の黒ずみケアを習慣づけることで、毛穴開きやたるみ毛穴、黒ずみ毛穴など、さまざまなトラブルを防げます。
黒ずみ対策のポイントは、皮脂のコントロールと保湿が大切です。今回お伝えしたケアをしっかりと行って、キメの整ったなめらかな素肌を目指しましょう。

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